【私が留学するたびに苦労した、〇〇思考!】

Miya’s Study

Good morning everyone!!
今日も素敵な1日をスタートさせていますでしょうか?
沖縄県在住、沖縄生まれ沖縄育ちの純日本人ママ、ミヤコが、インターナショナルスクールに通う純日本人の6歳4歳1歳の女の子たちをゆるっとバイリンガル子育てしている様子だったり、ママとしての生活、働き方などをシェアしていくブログです♩

みなさん、

「クリティカルシンキング」

って聞いたことありますか?(^ ^)
今回の記事では、クリティカルシンキングって何?どう重要なの?というお話をしたいと思います♩

  • クリティカルシンキングって何?慣れない!難しい!!
  • 私、少し成長してる…!!?
  • 二度目の留学。まだまだ学びは続く。
  • クリティカルシンキングで気をつけてること

私は、大学3年生の時に初めてイギリスにある北アイルランド(アイルランド共和国ではなくてイギリス領土)にある大学に留学しました!

元々私が沖縄の大学で専攻していたのは英語教育なんですが、

留学先で英語教育学を学んでも、教職の免許に関する教科というのは日本の法律で規定されてるものでないと読み替えができないということだったので、

それなら英語教育学や教育についての分野、英語学を学ぶというよりは、自分が興味のある分野を学ぼう!と思いました。

なので、留学先ではジャーナリズム、あとは社会学をベースに勉強しました。

もちろん英文学もとったりしてたんですけど、あまりその時は英文学にすごく興味があるわけじゃなかったです。
でも、英文学の分析をする時にも、そういう社会学とか社会背景、それからジャーナリズム的な視点からレポートを書いたりするようにして、結構自分の中では興味がある分野と関連付けて学ぶようにしていました。

その時にすごく苦労したのが、

クリティカルシンキング=批判的思考

です!!

クリティカルシンキングって何?慣れない!難しい!!

36歳の私が中学校、高校と進学していく中でなかなかその批判的思考を鍛えられるような授業や場面、家庭生活でもなかなかなかったので、日本の教育でそういうのを鍛え始めたのって本当にここ最近だと思います。

レポートを書くにしても、分析をするにしても、論文を書くにしても、セミナーで発言するにしても、すごく視点が難しくて苦労しました 。
先生が教えてくれたことに対して

「なぜそうなんですか?」のような疑問を持つこと

第三者が発表したことに対して自分が別の視点からものを見る

というのがすごく慣れず、どういうふうにやったらいいのか…
すごく難しかったのを覚えています。

留学生なのでいつも英語の文法とかをチェックしてもらってから課題を提出してたんですね。

で、その英文法とか論文をチェックしてくれるチューターの先生がいつも言っていたのが、

「君の英語は間違ってないんだけど。何が言いたいの?視点はどうなの?君の主張はなんなの?」

というのをすごくよく聞かれて(^_^;)

要するに
このレポートは何を主張したいの?
というのをすごく問われました。

留学していた1年をかけて徐々に慣れてはいったものの、そこの難しさは拭えないまま日本に帰国しました。

私、少し成長してる…!!?

でも日本に帰って来て、社会人になって経営者の方やいろんな日本人の方々としゃべる時に、
「やっぱり批判的思考って少し身についたかも」
というのを相対的に感じました。

全然客観的に分析もできないし
「私、全然伸びてない。やばい。」
って思ってたんですけど。

日本人は、素直と言えばいいんでしょうか。
言われたことを「はい」と聞く文化の中で育っているから、
「批判的思考でものを見る」
ということに慣れていないと思います。

Aという理論があってこのAの理論の良さを教えられる。

「あ、そうなんだ」って素直に受け止めちゃう。

・そのAの理論のメリットデメリットを考えたりとか。
・なぜそれがメリットと言えるんだろうか。
・そのメリットの裏にある背景は何だろうか。
・デメリットの裏にある背景はなんだろうか。
・本当にそれってデメリットなのか。

という違った視点から批判的にものを見て捉えるということが、訓練をしていくことで伸びていきました。

それが、日本に帰ってきてからは全然伸びなかったかというとそうではなく。

留学中、そういう視点に苦しんだという思いがあり、今、思い返せば多分日々自分の中で「クリティカルシンキングをしよう」と意識しながら1年間トレーニングしていたのでしょう!
(そんなことは自分では必死すぎてわからなかったです。笑)

帰ってきてから、やっぱり日本で普通に働いたり学生する中でも、そういう視点を持っているだけで、一つの物事の原因や要因というのをすごく多角的にいろんな方面から考えることができるようになりました。

この要因があるならこういう打開策もあるんじゃないか。
こういう打開策が無理ならこうなんじゃないか。

みたいなのが結構柔軟に、色々アイデアが出るようになりすごく仕事にも生かされてきたなという実感を感じました。

二度目の留学。まだまだ学びは続く。

で、社会人を2年やったあとに、やっぱりもう一度学びたいと思って今度はオーストラリアに修士を取りに行きました。
その時は 社会学の中のグローバルガバナンスを専攻しました。

複雑に絡み合う社会の状況を分析して、どう発展させていくかの研究をしてたんですけど、やっぱりそこでも批判的思考が自分の足を引っ張ってて、まだまだだな〜とすごく感じました。

だからと言って、まだまだだから全然だめかと言うとそういうわけではなく。
しばらくそういう自分がまだまだだなと思いながらも、そこに取り組んでいこう!という日々を繰り返していくと、そういった思考法ってツールの一つなので、筋トレみたいにトレーニングすることで徐々にできる幅が広がると思っています(^ ^)

ある一定のレベルに達した時に満足というか、こんな感じでいいかなって思い始めるんですけど。

またさらに深めて考えていこうとなったり、自分と違う視点を持った方々と話したり、その人達が書いてる書籍とか論文とかを読んだり、人の考えに触れるところにいると、やっぱりまだまだ自分の視点って浅はかだったとか。

こういう他の視点もあるんだとか、こういう方向性から考えるとこうなるんだ、みたいな、そういう発見があって、やっぱり批判的思考を持つのはすごくいいことなのかな、なんて思っております。

クリティカルシンキングで気をつけてること

でも、大事なことは、批判的思考を持つのと批判するのとは違う、というところをしっかりわきまえておくことかな、というのも日本に帰国して社会人をやってる時に感じました。 

どちらかというと、私はズバズバ物を言うタイプで、穏やかに人と人を取り持つような、そういう人間ではないです。
だから、別に自分が相手に言われても嬉しいというか受け止められるし、ありがとうって逆に感謝するタイプなんです。
でも、中にはそういうのが苦手な人もいるし、ハッキリ言われたく無い人もいるし、私の性格上、相手の立場に立って言葉を発するという重要性はすごく感じています。

そういう私が批判的思考の大切さに課題を感じて、何年も物事を考えていると、一時期すごく発言が否定的になりがちでした。
でも、そうじゃ無いんだよなと、その都度自分で反省したり、そういう風に否定的に伝えたいわけじゃないんだよな、という思いがあって。
なので、そこから今度は批判的思考をしたことをどう相手にフラットに伝えられるか、という工夫を始めました。

でもやっぱりこれからの世の中、素直さはすごく大事だと思うんですけど、私の子供には物事を

「AはAだよ」
「これは白ですって教えられたからこれは白なんだ」

みたいに思い込んでしまう。
そういう一つの見方だけを受け身で受け取っていく、というよりは、

「本当に白なのかな?グレーもあるんじゃないかな。黒の時もない?ピンクもある?」
「なんでピンクになる時もあるんだろう」

という思考を持ってほしいなと常々思っているので、できるだけ子供達に決めつけて物事を伝えないようにしようかなと気をつけてます。

だけどそれってすごく難しいので、またその話は別の記事でしようかなと思います(^ ^)

いかがでしたでしょうか?♩
今回はちょっとお堅いクリティカルシンキング、批判的思考の話をしました。

  • クリティカルシンキングって何?慣れない!難しい!!
  • 私、少し成長してる…!!?
  • 二度目の留学。まだまだ学びは続く。
  • クリティカルシンキングで気をつけてること

ということで、次回も純日本人の6歳4歳1歳の女の子たちをゆるっとバイリンガル子育てしている様子だったり、ママとしての生活、働き方などをシェアしていきますので、よろしくお願いします!
では、今日はここまで!沖縄県在住、沖縄生まれ沖縄育ちの純日本人ママ、ミヤコでした♩

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