おはようございます♪ 『こども嫌いー!!!!』10代20代を過ごし、『子育ての正解』を探しまくった第1子出産後から、自分なりのこども達との向き合い方を実践しているmiyaです。
前回は、【ママの得意や好きを子育てに生かす】ってすっごくアリだと思うという話をしました〜♪
そこと関連して、私と旦那さんの家事育児に取り組むスタンスのお話を今日はしたいなと思っています🤗
家事育児は誰の仕事?
私は超絶ポジティブなので、「こども嫌い」とか「子育て苦手」な自分でも『みんななんとかして子ども育ててるからどうにかなるんじゃーん♪』的な考え方が根本にあります。 笑
なので、【子育ての正解探し】はしたものの、世の中にある「いい子育て論」のどれもが私に当てはまるとは思ってなくて、自分の中で「これならできる!」「これは私に合ってる!」的な考え方を参考にして子育てしてます。
一方、旦那さんは4人兄弟の第1子で下の子達を面倒みて来た経験があるからか、仕事も小さい子ども達と関わることを選んでいて、趣味は育児だというほどです。(⇦私には、この価値観がなかなか理解できません 笑)
そんな2人なので、もともと「育児は2人で」というスタンスでした。そして、同業種ではありつつも、私の方が多忙を極めていたので、結婚するときに【家事育児仕事は全て50:50で】という価値観を共有してきました。
子どもが生まれるまでは、気づいた人が気づいた家事に取り組む形で「あっ!○○してくれたんだ!ありがとう🙇♀️」みたいな会話が日常でした🤗 お互いが相手がやることを当たり前とは思わず、感謝し合う関係で、とても円満でした✨(今も円満です 😆)
子どもが生まれて、変化した家庭環境
なぜか分からないけども、産前休に入って家に1日中いることになった私は【家にいるんだから私が家事をする】と勝手に思い込んでいました。(きっと、家庭を支えている主婦の方はこの価値観なんだろうなと想像してました。)そして、【家事育児仕事を50:50で】という価値観の中「仕事」が減った分を「家事」で補おうとしていました。
子どもが生まれると、私にしかできない「母乳育児」と「日中の子どものお世話」が入ってきたことで、なぜか分からないけども、【子育ては私が中心にやるもの】と思い込み初めていました。
そんな中で、旦那さんは「お風呂担当」だけは頑なに担ってくれて、家にいる間は積極的にオムツ替えとかお茶碗洗いとかをそれこそ50:50で担ってくれていました。
しかーしこの【気づいた人がやる】スタンスだと、日中家にいる私がほとんどの【家事・育児】に気づく様になって、なぜか【仕事してない分、家事育児を私が】という思い込みによって、前回の記事にも書きましたが、勝手に一杯一杯になって勝手にイライラして、キー!!!ってなってました 笑
でも、だからと言って、旦那さんに「これはやってよ」とか伝えることもなく(いや、家にいる間は、気づいたらなんでもやるから伝える必要もない。。。)私なりの日中の家事育児との向き合い方を見つけて、「ゲームクリアしたぜー!!!」っていう感じで乗り越えてました🤗
そんな感じなので、当然【家事育児仕事は50:50で】はトータル保たれていましたが、その内訳は【旦那さんは仕事の割合が多く、私は家事育児が多い】という風に変化していました。
お互いの本当の気持ちが分かった出来事
そんな流れの中で、私は漠然と「旦那さんはいいな〜。。。仕事に集中できて!」「仕事の行き帰りを自由に1人時間過ごせて〜」「仕事楽しそうでいいな〜」っていう羨む気持ちが出てきました。
旦那さんはきっと気づいていないだろう、見えない家事育児の大変さと、見えないが故にいつも自然と「ありがとう」と認めてもらえていたことが、言われなくなった量が増えたことへの「私だけ大変」的な意識が常にどこかしらにあったんです。
反対に、旦那さんはお家で育児をしている私を羨んでいるだろうなという雰囲気を感じていました。
(「家で自由に過ごせていいね」とか「子どもといつも一緒で楽しそう」とか言われた訳ではないけど、勝手にそんな雰囲気を感じていました 笑)
娘のハイハイやつかまり立ちが始まった頃、私の仕事したい欲はもう抑えられずに、早めに仕事に復帰したいと思うようになりました。
それをきっかけに、旦那さんと育休をバトンタッチすることになったのです。私が仕事へ旦那さんが育休への生活が始まりました✨
逆転生活で学んだ大切なこと
私は欲していた「仕事したい欲」が満たされた反面、「失った娘との時間」に寂しさと戦いながら、泣きながら出勤していました 笑
そして、旦那さん自身も、家事育児に奮闘しながら「今までやってみたかった子育て」を楽しんでいるように見えました。
そんな生活が続いたある日、私が帰宅すると家がぐっちゃぐちゃで、洗濯物は外にまだ干してあって、娘はタッパーを出し入れして遊んでいて、旦那さんが必死に夕ご飯を作っていました。
その日は仕事がすっごく詰まってた1日で、そんな姿を見た私は「今からこれ片付けたり、洗濯物畳んだりするのかよ〜。。。😱」ってなってドッと疲れが押し寄せてきました。
そこでつい『っていうか、日中何してたの??』と旦那さんに言ってしまいました。
言った瞬間の自分にも愕然としましたが、
それを言われた旦那さんのイラッとした顔とその後の一言
「Miyaも1日中動き回るNeneと家事育児で大変だったんじゃないの?」
を今でも鮮明に覚えています。
私が育休中だった時絶対旦那さんも思っていただろうに、言葉にはしてこなかったことを
私は言ってしまった。。。。
そして、それがどんだけ嫌な一言かを自分が一番知っていたのに、【家にいる間に家事育児をするのが当たり前】と言う観念が知らず知らずの間に生まれていたのだと思います。
この出来事や逆転育休生活全体を通して学んだこと。
- 「○○して当たり前」は例え夫婦間でも無いということ。
- 子どもと関わる時間が、親を親にすると言うこと。
- 家事育児に限らず、私や旦那さんに得意不得意があること。
まだまだ挙げればありますが、大きくはこの3つです。
周りのママ友が旦那さんに対してのイライラを言葉にする時の根源は「家事育児を私がやるのが当たり前だと思っている」ということだと感じます。
それは、逆の立場でも起こりました。
仕事をしていると自分の目の前の世界しか入ってこないので、家にいて一生懸命家事育児している人の大変さやありがたみを、自然に想像することは難しいということがわかりました。
お互いが逆の立場を経験することで、今では本当の意味で【50:50】で家庭を切り盛りできていると思っています。
そして、「私が育児の中心を担わないといけない」だったり、「私がこの子のことを一番知っている」というママ側の思い込みも打破した方がいいなとも感じました。(もちろん得意不得意もあると思うので、ママがパパより育児に向いているご家庭もあると思います。)
旦那さんが子育てを中心に関わる期間を過ごすことで、パパなりの育児ができて、「Neneは最近○○にハマってるんだ」とか「こんな時はこうするといいよ」なんて、私よりも良く理解していることが増えてきました。
子どもにとっても、良き理解者が1人の時より2人の時の方がいいなと感じました。
そして、パパが料理が苦手ながらも一生懸命努力して家事をこなしていることに、感動しました。
私は料理は苦手ではなく、作るのは苦でも無いです。
だから、自然と料理は仕事に行っていても私が3食作ろうと思えました。
そして、それに対して旦那さんは「ありがとう」と言ってくれました。
逆に、子どもを色んなところに連れて行って、砂まみれになったり、ムーチー(沖縄のお餅)を一緒に作ったりと私が面倒くさがってやらないような体験や遊びを旦那さんはやってくれました。
こうやって、お互いの環境や想いを知ること、お互いの得意不得意を知ること、その上でコミュニケーションをとることで、【家事育児を2人が担うもの】にしていけると思いました。
だから、私は育児休業制度を使える環境にある旦那さんには、育休をとってもらうことをお勧めします。
そして、その期間中はママが日中家にいない方がいいとも思ってます。
(旦那さんの友達で育休をとる人が増えましたが、2人で育休をとって2人で家にいると、結局ママ主導になって、「ママに気を遣ってどうすればいいか分からない」と悩んでいるパパがほとんどでした。)
それぞれのご家庭に家事育児の捉え方や、分担の方法も価値観によって異なると思います。
我が家の形がそのうちの1つとして、参考になれば嬉しいです✨
P.S. あれから3人娘全員の育休をパパと分け分けしております。その度にママとパパの家事育児戦闘力は同等に近づいています。(いつか、パパが勝つかもしれません。負けないぞ〜)
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